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矢印宅建士対策おすすめ問題集①【過去問宅建塾】

矢印宅建士対策おすすめ問題集②【U-CANの宅建士 テーマ別問題集】

矢印宅建士対策おすすめ問題集③【パーフェクト宅建】
市販の問題集を使用する前に…
宅建士は、年々、難化傾向にあると言われています。

確かに最近の本試験問題は、一昔前に比べると、より細かい知識や正確な知識がないと解答に辿り着けないような個数問題などの出題パターンが増えていますが、これまでの試験結果を振り返ってみると、ここ20~30年の間に合格率や合格ラインが大きく落ち込んだという変化は特に見られません。

つまり、試験問題自体の難易度を極端に上げたとか、合格者数を減らそうという意図的な動きはないということです。
合格率&合格点の推移グラフ
宅建士試験は、過去に出題された問題が繰り返し出題されやすいといった特徴は現在も変わらず、今後も重視すべきことは過去問をはじめとした問題集を解き、どれだけ問題慣れしておくかということに尽きます。

そのため、合格率15%前後と聞くと、それなりに難しい難関試験であると思われがちですが、本試験で狙われやすい良質な問題が詰まった問題集を徹底的にマスターし、ひっかけ問題として出されそうな問題や重要事項等をしっかりと頭の中に整理し叩き込んでおけば、合格ラインを超える実力は必ず身に付きます。

したがって、特に市販テキストや問題集が充実してい宅建士に関しては、わざわざ専門講座などを利用しなくても、独学で十分合格できると考えます。

そこで、参考までに受験者から一定の評価を得ている宅建士試験の問題集をいくつか紹介しておくので、教材選びに迷っている方は、是非、一度書店に立ち寄るなどして手に取って内容を確認してみてはいかがでしょうか。

※注:下記に紹介する問題集が、試験対策上、絶対に欠かせない必須教材というわけではありません。構成や使い勝手は好みが分かれるところなので、自分が使いやすいと思えた教材(ただし、問題が少ない薄すぎる教材は×)を選ぶようにしましょう!

おすすめ問題集:過去問宅建塾

独学で宅建士対策を行う受験者なら、必ずどこかで一度は目(耳)にするであろうバイブル的な基本書『らくらく宅建塾』使用者向けに作られた問題集がらくらく宅建塾シリーズの『過去問宅建塾』である(ちなみに、2017年度版はデザインを一新!)。

かつては上下巻の2冊に分け、分野別に過去問を収録していたが、現在は<壱><弐><参>の3冊からなる問題集へと様変わりしており、ボリューム面では申し分ない。

本書は左ページに問題文、右ページに解答と解説(さらに問題によってはポイントとなる知識も併せて掲載)を掲載することで、ひとつの問題が見開きで学習できるようになっている点が大きな特徴といえるだろう。

この構成については賛否両論だが、右ページ(つまり解答)をノートで隠すなどして問題を解いていけば特に問題はないと思われ、個人的な経験から言っても、この構成の方が初学者はかえって効率よく学習できるのではないかと思われる。

先にも説明したとおり、『らくらく宅建塾』を基本書として使っていることを前提とした問題集なので、解説欄は簡素化されているが、たとえ宅建塾シリーズの基本書を使用していなくとも、十分、利用価値のある良書なので、独学者には特にお薦めしたい。
テキスト名 過去問宅建塾(壱)~(参)
著者 / 編者 宅建学院
出版社 宅建学院
価格 各 1,944円 / 各 450P 前後
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

おすすめ問題集:U-CANの宅建士 テーマ別問題集

通信講座でお馴染みのユーキャンが出版している問題集。

本試験で狙われやすい重要過去問題に加え、オリジナル予想問題で知識の補強をするという、最小限で得点に結びつくような工夫がなされたテーマ別問題集で、初学者向けの教材には定評があるユーキャンだけに、ビギナー受験者を特に意識した取り組みやすい構成となっている。

ただ、近年の本試験問題の傾向を踏まえると、内容的に本書1冊だけで本試験を乗り切りのは難しいので、他の問題集も利用する必要があるだろう。

※ 宅建士試験は正解となる選択肢さえ間違わずに選び出せれば、その問題はマスターしたという単純なものではありません。本試験では受験者に簡単には正解させまいと引っかけ問題を作ってみたり、あらゆる角度から問題を作成しています。そのため、出題された選択肢はすべて重要な論点になってくるので、正解肢以外の選択肢のどこが誤っている(あるいは正しい)のかを併せて理解しながら勉強を進めていくことが非常に重要です。
テキスト名 U-CANの宅建士 テーマ別問題集
著者 / 編者 ユーキャン宅建士試験研究会
出版社 ユーキャン学び出版/自由国民社
価格 2,700円 / 544 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

おすすめ問題集:パーフェクト宅建

過去問題を徹底的に解く!

これが宅建士試験の合否を左右する最も重要な鍵を握っているが、近年における本試験の出題傾向を踏まえると、一昔前に比べ、より深い知識が受験者に求められている節が見てとれる。

そのため、これまでと同様、宅建士は過去問を中心とした学習がベースになるが、本試験に臨む前に、より深い知識をひとつプラスしておくという意味で役立ちそうな問題集が『パーフェクト宅建直前予想模試』である。

本書は最新の法改正や出題傾向を踏まえた上での予想問題を本試験形式で3回分(オリジナル問題2回分+過去問セレクト1回の計150問)収録しているので、宅建試験対策の総仕上げ的に活用すると良いかもしれない。

問題のレベルは、若干、高いように感じられるが、本書に掲載されている問題を解くことで得られる知識もあり、そういう意味ではやっておいて損はないだろう。

ただし、この手の予想問題集の評価は、試験が終わってみないことには判断できないので、掲載されている予想問題が本試験で必ず出る!といった保証はないことから、余裕があれば手を出してほしい程度の教材である。
テキスト名 パーフェクト宅建 直前予想模試
著者 / 編者 住宅新報社
出版社 住宅新報社
価格 990円
おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

宅建士は数ある国家資格の中でも受験者数が非常に多い人気資格です。

そのため、その需要に答えるかのように、宅建士試験対策向けの出版物(テキストや問題集)は多数販売されており、法律の学習経験がない初学者にも解りやすい良質な市販教材が非常に充実していので、冒頭でも述べたように、個人的には、わざわざ高い費用を払ってまで専門講座を利用することはないように思われます。

もし仮に、何度も不合格になり、やっぱり難しい試験だ!と嘆いている人がいるのであれば、厳しいことを言いますが、それは単に勉強不足なだけです。

宅建士は完全マークシート方式の記述式試験であり、かつ、本試験は過去問が重視されるので、テキストを読み、問題集を反復練習すれば必ず合格ラインを超える程度の実力は身に付きます。

したがって、もし専門講座を利用するのであれば、それは短期合格したいという方や勉強時間が限られているのでできるだけ効率よく学習したいといった社会人受験生などではないでしょうか。

受験指導校が開講している専門講座は、試験対策のプロ集団が、合格に必要な論点を詰め込んだ教材やカリキュラムを用意してくれるので、効率的に学習ができ、短期合格を目指すには最適な環境と言えます。

つまり、時間的余裕があり、多少試験に合格するまで期間がかかっても構わないという方は独学を、一方、仕事の都合などでできるだけ早期に資格が欲しい!勉強時間に限りがある!という方は専門講座の利用を検討してみるという形でよいのではないでしょうか。

参考までに、宅建士試験には定評のある大手スクール(どちらも資料請求自体は無料)を2つほど挙げておくので、少し参考にしてみてください(大手資格スクールが配布している案内資料の中には、近年の出題傾向等の試験ガイドが詳しく掲載されているものもあるので、それらの試験情報に目を通すだけでも参考になるかも…)。
宅建士講座の特徴
資格の大原 宅建主任者講座
大原と同様、特に宅建に強い受験指導校というわけではないが、資格試験対策のノウハウは十分にある大手スクールのひとつ。

宅建が満点を目指す必要のない試験であることから、あくまで試験合格を最優先とした満点にこだわらないカリキュラムや使用教材を用意している。

そのため、勉強時間が限られていたり短期合格を目指している受験生には検討の価値があるかもしれない。

ただ、基本的に大手スクールであれば、使用教材やカリキュラム等に大きな優劣の差はみられないので、後は受講者の好みで選択してほしい。
宅建はコツコツと知識を積み上げていく試験なので、どちらかというと通学講座よりも通信講座の方が適しているのではないかと感じられるため、DVDやWebを利用した学習スタイルが選択できる点は評価できる。

教材の作成から講義、質問まで受験指導のプロが万全の指導体制を取っているので心強く、受講者の習熟度(初学者/上級者向け…等)に応じてコースが選べる点も学習者側からすると勉強に取り組みやすい。

学習箇所を迷わせない(各問題に重要度を表すランク付けを行う…等)独自教材を使用しているので、一度、案内資料で教材の詳細やカリキュラムをチェックし、TACなどと比較してみるのもよい。