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矢印年度別:FP3級試験の過去問

FP3級試験の特徴と攻略ポイント

FP3級過去問に取りかかる前に、コレだけは知っておいてほしい試験の特徴や出題傾向、攻略ポイントについて簡単にまとめておきます。

※ FP資格には国家資格と民間資格(AFP/CFP)がありますが、ここで言うFP試験とは、日本FP協会と金融財政事情研究会が実施する国家試験(FP技能検定)のことを指しています。

FP3級試験は、学科試験と実技試験とに分かれ、両方の試験に合格してはじめて〝FP技能士〟としての称号が与えられること、また、FP試験の実施団体は2団体(日本FP協会と金融財政事情研究会)ありますが、FP3級の学科試験に関しては、同一試験日に共通の問題が出されるということを、まず押えておいてください。

したがって、どちらの団体で受検するかは、試験内容が異なる実技試験で判断すれば特に問題ありませんが、学科(又は実技)の一部合格制度は、どちらの団体にも利用できるので、あまり深く考えすぎる必要はありません。
試験の特徴&出題傾向
FP3級試験の出題形式はマークシート方式の筆記試験として出題されます。

試験時間は120分間なので、計算上1問あたりに割ける時間は〝2分〟ということになりますが、実際には見直し時間等を考慮する必要もあるので〝1分45秒〟前後で解き進めていくのが理想的かもしれません。
出題形式 問題数 試験時間 合格基準 試験科目
〇×問題 30問 計60問 120分 36点以上
(60点満点)
・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続、事業承継
三答択一問題 30問
この1分45秒という時間を短いと感じるか長いと感じるかは人それぞれですが、過去問を振り返ってみても、特に長文問題は見当たらず、出題パターンもすべて○×と三択問題であり、問題自体も基本的知識である専門用語や数字に関する穴埋め問題や計算問題なので、しっかりと勉強していれば本試験で時間が足りなくなるといった心配はないはずです。

稀にFP2級試験レベルの問題が出題されているので、中には答えにくい問題も見られますが、全体的には極めて初歩的な基本事項を問う問題で構成されていることから、基本問題さえ得点することができれば、学科試験の合格基準が満点の60%以上であることを踏まえると、たとえ一部の難問が解けなくても、合否に影響することはありません。

したがって、試験範囲は広いものの、出題される重要事項はある程度決まっているので、テキストと問題集を併用しながら、基本的な専門用語や数字、計算方法を繰り返し学習して頭に叩き込んだしまうことが大切です。

なお、市販教材では、きんざい発行のテキストや問題集の評価が高いので、教材選びに迷った方は、きんざい関連の教材に目を通してみることをおすすめします。

※ 『パーフェクト』シリーズの内容は良いが、本試験よりもレベルが高い(2級合格を狙っているなら学んだ知識は無駄にはなりませんが…)といった声も聞こえてくるので、あくまで3級試験の短期合格を目指している方は『最短合格~』の方を使用している方もいます。

では、FP3級の学科試験の出題レベルがどの程度であるのか、実際に出題された問題を下記にいくつか載せておくので、FP資格に興味のある方は、チャレンジしててください。
 
過去問:〇×問題
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには ① を、誤っているものまたは不適切なものには ② を、解答用紙にマークしなさい。


問1:国民年金基金に加入している者は、国民年金の付加保険料を納付することができない。


【平成29年度1月試験】

問2:生命保険の保険料の計算において、一般に、予定利率を低く見積もるほど、保険料が低くなる。


【平成28年度9月試験】

問3:生命保険の継続した保険料の払込みには一定の猶予期間があり、月払いの場合には保険料払込期月の翌月初日から翌々月末日までとなっている。


【平成29年度1月試験】

問4:物価が継続的な下落傾向(デフレーション)にある場合、名目金利のほうが実質金利よりも高くなる。


【平成28年度9月試験】

問5:白色申告をしている事業主と生計を一にする親族が事業専従者に該当する場合、事業専従者控除の適用を受けることができる。


【平成29年度1月試験】

問6:借地借家法の規定によれば、借地権は、その登記がなくても、土地の上に借地権者が登記されている建物を所有するときは、これをもって第三者に対抗することができる。


【平成28年度9月試験】

過去問:三答択一問題

問1:一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する場合、目標とする額に乗じる係数は、(  )である。

(1)終価係数
(2)減債基金係数
(3)年金現価係数

【平成29年度1月試験】

問2:老齢厚生年金に加給年金額が加算されるためには、受給権者自身の厚生年金保険の被保険者期間の月数が原則として(  )以上なければならない。

(1)240月
(2)300月
(3)480月

【平成28年度9月試験】

問3:一般に、先物取引などを利用して、基準となる指数の収益率の2倍、3倍、4倍等の投資成果を得ることを目指して運用され、( ① )相場で利益が得られるように設計された商品を( ② )ファンドという。

(1)① 上昇 ② ブル型
(2)① 上昇 ② ベア型
(3)① 下降 ② ブル型

【平成29年度1月試験】

問4:オプション取引において、将来の一定期日または一定期間内に、株式などの原資産を特定の価格(権利行使価格)で買う権利のことを( ① )・オプションといい、オプションの買い手は、原資産の市場価格が特定の価格(権利行使価格)よりも値下がりした場合、その権利を( ② )。

(1)① コール ② 放棄することができる
(2)① コール ② 放棄することができない
(3)① プット ② 放棄することができる

【平成28年度9月試験】

問5:遺留分算定の基礎となる財産の価額が1億8,000万円で、相続人が被相続人の配偶者、長女および二女の合計3人である場合、二女の遺留分の金額は(   )となる。

(1)1,500万円
(2)2,250万円
(3)4,500万円

【平成29年度1月試験】

問6:相続の放棄をしようとする者は、原則として、自己のために相続の開始があったことを知った時から( ① )以内に、その旨を( ② )に申述しなければならない。

(1)① 3ヵ月 ② 所轄税務署長
(2)① 3ヵ月 ② 家庭裁判所
(3)① 4ヶ月 ② 所轄税務署長

【平成28年度9月試験】




年度別:FP3級試験の過去問題

FP試験に限らず、過去問を解くことは、近年の出題傾向や本試験の出題パターン、ペース配分などを知る上で欠かすことができないため、受験者は必ず取り組むべき学習内容のひとつです。

FP3級の過去問に関しては、試験の実施団体である一般社団法人・金融財政事情研究会のHP等で公開されているので、過去問対策を行う際は、うまく利用してください。

参考までに、平成27年度以降の学科試験の問題全文(PDFファイル)と解答をまとめておきます。

※注意:試験問題は出題当時の問題を掲載しているため、法改正による修正等は一切行っていません。
FP3級試験の過去問題
1月実施分 5月実施分 9月実施分
平成29年度 問題 解答
平成28年度 問題 解答 問題 解答 問題 問題
平成27年度 問題 解答 問題 解答 解答 解答
解答

〇×問題 ……… 問1:(①)問2:(②)問3:(②)問4:(②)問5:(①)問6:(①)
三答択一問題 … 問1:(②)問2:(①)問3:(①)問4:(①)問5:(②)問6:(②)