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FP技能検定試験 試験結果

矢印ファイナンシャルプランナー1級試験:合格率の推移状況
矢印ファイナンシャルプランナー2級試験:合格率の推移状況
矢印ファイナンシャルプランナー3級試験:合格率の推移状況

CFP資格審査試験 試験結果

矢印CFP試験:合格率の推移状況
複雑な試験制度に要注意!
ファイナンシャル・プランナーの資格に興味があり、これから資格を取得しようと考えている方は、試験合格率をチェックする前に、まずはFP試験の種類と制度について理解しておくことが大切です。

というのも、ファイナンシャル・プランナーの資格を得るための検定試験を実施している主催団体は2団体あり、試験の種類も国家資格に属するものと属さないものに分かれるからです。

実施団体によって取得することのできる資格とできない資格、あるいは同じ資格試験であっても試験の実施時期が異なっていたりと、FP試験はやや複雑な部分も見られるので、自分がいったいどの種類の資格を必要としているのか、試験対策を始める前に、その点をしっかりと見極めた上で試験対策に取り掛かってください。

※ 2級FP技能検定試験はAFP試験も兼ねており、国家資格(FP技能検定)と民間資格(AFP資格)が相互に関連しあった複雑な仕組みとなっています。
FP資格の種類と実施団体
種類 資格名 試験 実施団体
国家資格 FP技能士 1級FP技能検定 金融財政事情研究会
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
2級FP技能検定
3級FP技能検定
民間資格 AFP AFP資格審査試験 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
CFP CFP資格審査試験
※ 平成23年1月より3級FP技能検定を実施


なお、業界内におけるファイナンシャルプランナーと言えば〝AFP〟のことを指し、FP技能検定よりもAFPの方が認知度の高い一般的な資格のようですが、FP技能検定が国家資格に移行(2002年、名称独占資格ではあるものの国家資格へ)したことで、FP技能検定試験も注目され始めています。




FP試験:級別 合格率の推移状況

ファイナンシャル・プランナーの資格で、現在、注目を浴びているのは、民間資格から国家資格になった〝FP技能士〟の資格です。

FP技能検定試験は学科試験と実技試験とに分かれますが、それぞれの合格率を各級毎にまとめておきます。
ファイナンシャルプランナー1級:合格率推移状況
〈 実施団体:金融財政事情研究会 〉
試験科目 受験者 合格者 合格率
H28 1月 学科 -------- 5,453 675 12.37%
実技 資産相談業務 763 618 80.99%
5月 学科 -------- ----- ----- -----
実技 資産相談業務 789 649 82.25%
9月 学科 -------- 5,471 265 4.84%
実技 資産相談業務 ----- ----- -----
〈 実施団体:日本FP協会 〉
試験科目 受験者 合格者 合格率
H20 資産設計提案業務 667 504 75.6%
H21 652 616 94.5%
H22 655 630 96.2%
H23 656 647 98.6%
H24 700 662 94.6%
H25 710 680 95.8%
H26 733 716 97.7%
H27 736 710 96.5%
H28 716 623 87.0%
※ 日本FP協会は1級FP技能検定学科試験はありません
FP資格における最高峰の資格として位置付けられているために、1級試験の難易度は飛躍的にアップしています。

特に注目すべきは学科試験の方で、合格率が10%を下回ることもあり、非常に厳しい状況にある試験であるということがうかがえます。

ただし、通常業務であれば、2級レベルの知識が身に付いていれば十分(就活等で1級取得が特に有利になることは考えにくい)なので、スキルアップ目的でなければ特に1級の資格を取得する必要はありません。
ファイナンシャルプランナー2級:合格率推移状況
〈 実施団体:金融財政事情研究会 〉
試験科目 受験者 合格者 合格率
H28 1月 学科 -------- 38,336 7,737 20.18%
実技 個人資産相談業務 18,164 3,706 20.40%
中小事業主資産相談業務 2,730 885 32.41%
生保顧客資産相談業務 7,313 2,887 39.47%
損保顧客資産相談業務 ----- ----- -----
5月 学科 -------- 34,304 7,496 21.85%
実技 個人資産相談業務 16,573 2,954 17.82%
中小事業主資産相談業務 ----- ----- -----
生保顧客資産相談業務 8,043 3,129 38.90%
損保顧客資産相談業務 ----- ----- -----
9月 学科 -------- 35,022 8,345 23.82%
実技 個人資産相談業務 18,073 10,925 60.44%
中小事業主資産相談業務 2,191 856 39.06%
生保顧客資産相談業務 7,347 3,262 44.39%
損保顧客資産相談業務 390 236 60.51%
〈 実施団体:日本FP協会 〉
科目 試験科目 受験者 合格者 合格率
H28 1月 学科 -------- 19,222 6,682 34.76%
実技 資産設計提案業務 13,610 6,245 45.89%
5月 学科 -------- 17,063 6,649 38.97%
実技 資産設計提案業務 13,102 7,690 58.69%
9月 学科 -------- 18,504 7,423 40.12%
実技 資産設計提案業務 14,153 7,161 50.60%
FP技能士の資格取得を目指す方は、ビジネスに役立つ必須知識がひととおり身に付く2級合格を目標とする方が多いようです。

1級試験に比べると、学科・実技ともに合格率は大幅に跳ね上がっていますが、学科試験の方は、比較的難易度が高く、合格率も低い水準で推移しているのが特徴です。

なお、2級の実技試験は選択制となっているので、学習しやすい科目、あるいは合格率などを考慮しながら、受験すべき試験科目を慎重に選ぶようにしましょう。
ファイナンシャルプランナー3級:合格率推移状況
〈 実施団体:金融財政事情研究会 〉
試験科目 受験者 合格者 合格率
H28 1月 学科 -------- 30,455 17,013 55.86%
実技 個人資産相談業務 17,474 10,013 57.30%
保険顧客資産相談業務 13,064 7,653 58.58%
5月 学科 -------- 26,288 14,441 54.93%
実技 個人資産相談業務 12,949 8,022 61.95%
保険顧客資産相談業務 12,271 5,219 42.53%
9月 学科 -------- 32,948 18,148 55.08%
実技 個人資産相談業務 17,627 14,663 83.18%
保険顧客資産相談業務 14,742 9,876 66.99%
〈 実施団体:日本FP協会 〉
科目 試験科目 受験者 合格者 合格率
H28 1月 学科 -------- 16,583 11,380 68.62%
実技 資産設計提案業務 15,783 12,879 81.60%
5月 学科 -------- 14,036 10,749 76.58%
実技 資産設計提案業務 13,002 11,039 84.90%
9月 学科 -------- 16,922 11,712 69.21%
実技 資産設計提案業務 15,965 12,262 76.81%
2級試験とは違て、3級試験の合格率は学科試験と実技試験との差があまりみられません。

学科試験の合格率が高い理由は、問題自体が基本的な知識の確認レベルであることに加え、出題形式が○×式の正誤問題や3択問題であること、また、合格率が60%以上と比較的緩めに設定されていることなどが考えられます。

なお、FP3級は2級の受験資格を得るくらいの価値しかなく、社会的な評価はほとんどないと理解しておきましょう。





CFP試験:試験結果と合格率推移状況

日本FP協会が認定する民間資格ではあるものの、ファイナンシャル・プランナーの国際ライセンスとして広く一般に認識されている資格が、この〝CFP〟です。

参考までに、CFPの試験結果を表にまとめておきます。
課目 H28年度 第1回 H28年度 第2回
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
金融資産運用設計 1,799 609 33.9% 1,720 577 33.5%
不動産運用設計 1,554 565 36.4% 1,570 540 34.4%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング 1,672 639 38.2% 1,690 616 36.4%
リスクと保険 1,844 693 37.6% 1,834 704 38.4%
タックスプランニング 1,595 646 40.5% 1,633 598 36.6%
相続・事業承継設計 1,749 666 38.1% 1,671 644 38.5%
特に独立を目指す方に推奨する資格とされていますが、ファイナンシャル・プランナーの資格があれば、必ず仕事が舞い込んでくるというわけではないので、この資格さえ取得すれば独立できるという甘い考えは捨ててください。

つまり、あくまでスキルアップ的な資格であるということです。
FP講座の特徴
資格の大原 公認会計士講座
特にFP試験に強いスクールというわけではないが、受験指導校として長年の実績とノウハウのあるTACだけに、試験対策には定評があり、合格に必要な教材はすべて揃っている。

基本的にFP2~3級レベルの試験であれば、大手講座が用意している教材やカリキュラムに大きな差は見られないので、自分が利用しやすいと思えた講座を利用すればよいだろう。
合格に必要な論点を追求した独自テキストと、出題頻度の高い問題を集めた問題集を交互に使うことで、最小限の努力で効率よく実力が伸ばせる内容になっている。

インプット作業からアウトプット作業がスムーズに進むようなカリキュラムが組まれているため、初学者も無理なく学習に取り掛かることができるだろう。

個人的にFP2~3級レベルの試験であれば、利便性を考慮すると通信講座で十分対処できると感じているのでTACなど他スクールの講座と比較してみてほしい。