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社労士試験の勉強方法top

労働科目

矢印労働基準法【出題傾向と勉強方法】

矢印労働安全衛生法【出題傾向と勉強方法】

矢印労働者災害補償保険法【出題傾向と勉強方法】

矢印雇用保険法【出題傾向と勉強方法】

矢印労働保険徴収法【出題傾向と勉強方法】

矢印労務管理その他の労働に関する一般常識【出題傾向と勉強方法】

社会保険科目

矢印健康保険法【出題傾向と勉強方法】

矢印厚生年金保険法【出題傾向と勉強方法】

矢印国民年金法【出題傾向と勉強方法】

社労士試験:労働基準法対策【出題傾向と勉強法】

出題傾向の分析
社会保険労務士試験で出題される労働基準法の近年の主な特徴としては、判例や通達に関する問題が目立つこと、そして、問題自体の長文化が挙げられます。

また、受験者に対し、より細かな深い知識を求める難易度の高い内容や基礎知識の習得(単なる条文の暗記など)だけでは対処しきれない問題が、年々、増えてきているようです。

社会保険労務士試験における労働基準法科目で狙われやすい主な重要ポイントは下記に示したとおりですが、特に法改正が行われた項目等については本試験で問われる確率が高いので、最新の情報を入手し正確に押えておかなければなりません。
重要ポイント

チェック労働時間チェック休日 / 休息チェック賃金チェック解雇チェック女性 / 年少者関連
勉強方法について…
近年の本試験における労働基準法問題は、最高裁判例や通達に関するものも目立ちますが、依然、条文自体の重要性は何ら変わりありません。

したがって、条文の知識が曖昧な受験者は、必ず重要条文の趣旨を正確に理解する(条文自体はそれほど難解ではない)勉強プランを立ててください。

また、判例や通達についても単に丸暗記しているだけでは本試験で得点に結びつかない問題が増えています。

というのも、社会保険労務士試験では、ひとつの論点に関して様々な角度から出題するといった特徴がみられるため、各項目の趣旨を正確に理解していないと、別の角度から問われた場合に正解を導き出せないことがあるからです(つまり、応用力が効かない)。

そこで、科目全体を一通り勉強したら、早い段階から過去問題や演習問題に取り掛かり、どのような形で出題されるのか、この規定は何を意味しているのか、例外規定はどうかなど、理解に努め問題慣れしておくとよいでしょう。

※ 本科目については、社会保険労務士試験対策用のテキストで勉強するよりも、労働基準法関連の実用書等を活用した勉強法の方が理解度が深まる場合もあるので、書店等に足を運んだ際には、一度、専門書や実用書を手に取り内容をチェックしてみましょう。

なお、この科目は原則よりも例外規定の方が本試験で出題される傾向が強いことから、原則と例外を常に対比させながら正確な知識を身に付けることも忘れないでください。

社会保険労務士試験に初めて挑戦するようなビギナー受験者にとっては、細かな数字や規定は非常に面倒で混乱しやすい側面を持っていますが、足切り制度がある以上、しっかりと学習して得点に結び付けなければなりません。
出題問題数
択一式 7問
選択式 近年は労働安全衛生法との混合問題として大問1題を出題


社労士試験:労働安全衛生法対策【出題傾向と勉強法】

出題傾向の分析
労働安全衛生法は、労働者の職場における安全保護を目的とした、労働基準法の一部(労基法第5章「安全及び衛生」)が独立してできた法律のひとつです。

社会保険労務士試験における労働安全衛生法は、出題数が少ない割に勉強しなければならない範囲が広く、かつ、イメージし難い難解な条文が多いので受験者泣かせの科目といえるかもしれません。

ちなみに、下記に示した重要ポイントが、例年、狙われやすい重要事項ですが、本科目は年度によって試験問題の難易度に大きなバラツキがあるので、ポイントが絞りづらく勉強し難い側面も持ち合わせています。

※ 過去の例として、非常に難解で受験者の大半がお手上げ状態の超難問(平成13年度の択一問題など)が出題されたケースもあるので、必ずしもしっかりと勉強したからといって得点に結びつくとは限らない…
重要ポイント

チェック安全衛生管理体制チェック健康診断
勉強方法について…
社会保険労務士試験における労働安全衛生法は、勉強時間に比例して得点が稼げるといった科目ではありません(というのも、他の試験科目に比べ出題問題数が少ないため)。

したがって、大勢の験受験者が本科目を足切りラインを逃れるための試験科目と割り切って勉強している節がありますが、その考えでよいと思われます。

※ 労働安全衛生法については、最初からほとんど勉強しない!と思い切った賭けに出る受験者も中に入るようですが、足切り制度を考慮すると非常にリスクが高く、あまりおススメできる対処法とはいえない…

労働安全衛生法は、条文数が多く理解しがたい科目ですが、本試験で出題される論点は、毎回、ほぼ決まっているので、ひとまず狙われやすい試験範囲における基本事項(法令用語や数字、条文)の正確な理解と記憶に努めることから始めてみると良いでしょう。

なお、勉強時間に限りのある社会人受験者の方は特に、欲張って詳細な知識を得ようと深入りしすぎて本科目に勉強時間を大幅に割くようなことだけは出来るだけ避けた方が賢明かと思われます。
出題問題数
択一式 3問
選択式 近年は労働基準法との混合問題として大問1題を出題
社労士試験は独学に適した試験か !?
資格試験の勉強方法は大きく3つ ① 独学 ② 通学講座 ③ 通信講座に分けることができます。

司法書士試験や不動産鑑定士試験などの超難関試験については②や③の専門講座の利用が大前提となりますが、社会保険労務士試験は独学で合格を目指す受験者も少なくないようです。

しかし、社労士試験は実務に直結する問題が多数出題されていることから、社会人受験者の多い国家試験なので、仕事をしながら限られた勉強時間で試験対策を行っている人が大勢います。

そのため、比較的、学習時間に余裕がある方、法学部出身者や過去に法律家資格に挑戦したことのあるような経験者であれば、とりあえず独学で頑張ってみるのもよいかもしれませんが、激務に追われ勉強時間がなかなか確保できないというような方は、無駄の多い独学よりも、効率的に学習できる専門講座の利用(試験に関する情報はすべてスクールに任せることができるため、受講者は用意されたカリキュラムや教材の学習に徹することができる)を検討してみるのもよいかもしれません。

そこで、参考までに社会保険労務士試験には定評のある大手スクール(資料請求自体は無料)を、以下に2つほどピックアップしておくので、利用するしないにかかわらず、一度、案内資料を取り寄せるなどして、カリキュラムや教材内容等を比較検討してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

専門スクールでは「いったいどのようなカリキュラムや教材を使って試験対策を行っているのか?」その全体像を把握することは、これから独学で試験対策を行う受験者にとっても十分参考になるはずです。

要は、自分が無理なく取り組める勉強スタイルで試験対策に取り掛かることが何よりも肝心です。
社労士講座の特徴
資格の大原 社会保険労務士講座
どちらかといえば会計系資格に強いTACだが、近年は法律系資格にも力を入れており、実績を挙げている。

30年を超える大手資格スクールということもあって、試験攻略のノウハウは十分に蓄積されているため、初学者でも無理なく実力が身に付くオリジナル教材が用意されており、効率的に学習できるカリキュラムが組まれている。

また、ハイレベルな答練や模試も実施されるため、上級者レベルの受講者からの評価も決して悪くはないようだ。

社労士試験は確かに難易度は高いが、大手スクールの教材等に合否を大きく左右するほどの差はないため、後は使用教材の内容や費用、フォロー制度等をパンフなどで他校と比較しながら、自分に最適な講座を選択してほしい。
大原の社労士講座は〝一発合格主義〟をモットーとしているだけに、本試験でパーフェクトを狙うことよりも試験突破することを目的とした教材を使用している。

そのため社会人をはじめとした学習時間が限られている受験者にとっては取り組みやすいカリキュラムが組まれている点は評価したい。

ただし、試験突破を最優先としているため、合格に必要でないと思われる範囲は思い切って省いているので、学習範囲はすべて押えておかないと不安になるという性格の持ち主にはあまり適さないかもしれない。