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矢印社会保険労務士試験対策【総合問題集】

矢印社会保険労務士試験対策【選択&択一問題集】

矢印過去問題集
社会保険労務士試験対策に欠かせない、いわば3種の神器ともいえる教材が ① テキスト(基本書)② 問題集 ③ 六法の3つです。

市販テキストについては、社労士試験対策テキスト情報で触れているので、そちらのページを見てもらうとして、ここでは、問題集に関する情報をまとめておきましょう。

社会保険労務士試験は、過去に出題された内容が形を変えて繰り返し問われることも珍しくはない(近年は、より深い知識が問われる応用問題が目立ち始めていますが、過去問の重要性は変わりません)ため、過去問を解くことが重要ですが、ビギナー受験者は、年度別に収録されている問題集よりも、試験科目ごとにまとめられた分野別問題集から手を付けることをお勧めします。

また、社労士試験は改正されやすい法令も多いので、過去の古い誤った知識をインプットしないためにも、教材は必ず最新版を購入するようにして下さい。

では、数ある市販教材の中から、比較的、愛用者の多い定番の問題集をいくつか紹介しておくので、社労士試験対策の教材選びで迷っている方は、参考にしてみてください。

※注:下記で取り上げるテキストが社労士試験に欠かせない必須教材というわけではありません。使いやすいと思われ教材はひとそれぞれなので、あくまで参考程度に受け止め、最終的な判断は受験者であるあなた自身の目で見て選んでください。




社労士試験対策:総合問題集

大手資格スクールTACが関与している社労士試験対策用教材。

2016年度版を最後に消えた旧ナンバーワン社労士シリーズを引き継いでおり、過去問と予想問題で構成された問題集となっている。

問題ごとに難易度が表示されているほか、設問と解答(解説付き)が見開きで確認できること、科目ごとに試験傾向や学習アドバイスなどの解説も掲載されているなど、基本的には使い勝手の良い構成になっているが、過去問と予想問題集を織り交ぜて知識の定着を図る練られたこの問題集が、果たして独学者向けかというと、個人的には「?」と思うところはある。

したがって、TACの社労士講座を利用しているような受験者には使いやすい(本書を使用する場合は『社労士の教科書』とリンクしているため、同シリーズのテキストを併用すると効率よく学習できるらしい)のかもしれないが、独学で試験対策を行うのであれば、他の問題集の方が使いやすいと思える受験者も少なくないのかもしれない。

ただし、本書は労働関係科目と社会保険関係科目が分解(2冊)できるセパレート式になっているので、この辺の配慮(携帯)は受験者にも嬉しい。
テキスト名 みんなが欲しかった!社労士の問題集
著者 / 編者 TAC株式会社
出版社 TAC
価格 / ページ数 3,456円 / 868 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

過去8年分の本試験問題を分析し、科目(項目)別に整理して収録した問題集。

2016年版を最後に販売終了してしまった『一問一答カード』シリーズを引き継ぐ形の問題集であるが、冊数を増やすことで、より細かい知識が身に付くようになっている。

最近の社労士試験は、以前よりも細かい知識が求められる問題も目立ち始めているため、本試験の傾向に合わせて問題集を見直すのは歓迎すべきことだが、その分、学習すべき時間が増えてしまうのが難点かもしれない。

本試験はクセのある問題こそ少ないものの、正確な理解とスピードが要求されるため、この手の一問一答形式の問題集は好みの分かれるところだが、好きな人には知識の定着を図るのに有効な教材のひとつとして検討してみる価値はありそうだ。
テキスト名 出る順社労士ウォーク問一問一答過去問BOOKポケット(全4冊)
著者 / 編者 東京リーガルマインド
出版社 東京リーガルマインド
価格 / ページ数 各 1,080円 / 400~500 P 前後
おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

社労士試験対策:選択&択一問題集

出題傾向と重要度を明示した、本試験の選択式問題と同形式の社会保険労務士試験対策向けの問題集。

各問題の重要度をA・B・Cの3段階でランク付けしているだけでなく、平成以降の記述・選択式問題の出題実績も併せて表記しているのが特徴のひとつであり、合格に必要と思われるポイントをLEC専任講師のアドバイスとして補足解説している点も、より理解を深めるという点では役に立つと思われる。

出る順社労士シリーズの基本書とリンクした作りになっているため、既に基本書を利用して勉強を進めているような方には、使いやすい問題集といえるかもしれない。
テキスト名 出る順社労士ウォーク問選択式マスター
著者 / 編者 東京リーガルマインド
出版社 東京リーガルマインド
価格 / ページ数 2,916円 / 893 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

社労士試験対策:過去問題集

資格スクール大手のLEC東京リーガルマインドが関与している代表的な過去問題集。

試験範囲が広い社会保険労務士試験においては、最低でも過去5年分の問題に触れ、近年の出題傾向を把握しておきたいところだが、本書は8年間遡って分析し、過去問を項目別に分類して掲載(かつ、問題ごとに3段階のランク付けをしているので、どの論点がどれだけ重要であるかが一目でわかる)しているため、ボリューム(分量)においても適当かつ妥当な教材と思われる。

内容・解説ともに、全体的によくまとまっている感があり、社会保険労務士試験対策用の過去問題集としては使い勝手が良いので、好みの問題もあるが、過去問集選びで迷っているような方は、一度、手にとって中身を確認してもらいたい。

なお、本書は出る順社労士シリーズの『必修基本書』とリンクしている。
テキスト名 出る順 社労士ウォーク問 過去問題集
著者 / 編者 東京リーガルマインド
出版社 東京リーガルマインド
価格 / ページ数 労働編:1,620円 / 740 P
社会保険編:1,620円 / 748 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

社労士試験は独学に適した試験か !?
社会保険労務士試験は、そのまま実務に直結する問題が多数出題されるため、どちらかと言えば学生よりも社会人経験者向けの国家試験といえます。

また、足切り制度(各科目ごとに合格に必要とされる最低得点が設けられている)を導入しているので、不得意科目を無くし、試験科目すべてをバランスよく学習し得点に結び付けるための学習プランを計画しなければならないので、仕事に追われる社会人受験者にとっては、独学では少し厳しいものがあるかもしれませんが、過去に法律の勉強をした経験(法学部出身者、法律系国家資格・公務員試験経験者など)がある方などは、市販テキストや問題集を使った独学スタイルで本試験にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。

また、独学でスタートしたからといって必ず固執する必要はなく、状況に応じて専門スクールに切り替えるということもできるので、自分が無理なく始められる学習スタイルで試験対策に取り組み、合格を勝ち取ってください。

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