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矢印社会保険労務士試験対策【基本テキスト】

矢印社会保険労務士試験対策【六法】
社会保険労務士試験対策に欠かせない教材は、ザックリ分けると ① テキスト(基本書)問題集六法の3種類となります。

特に社会保険労務士は試験範囲が広いため、テキスト(基本書)に間しては、1,000ページを超える書籍も珍しくありませんが、必ず自分が使いやすいと思えるテキストを1冊購入してください。

※ 基本書は複数冊購入するのではなく、これだ!と思えた1冊を手元に置き、何度も繰り返し読み返すことが大切!

また、本試験で出題される法令科目は、度々、改正されているので、教材は必ず最新版を購入するようにしましょう(費用をケチって中古の古い教材を使用すると、誤った知識をインプットしてしまう恐れがある…)。

ここでは数ある市販教材の中から、比較的、愛用者の多い定番テキストをいくつか紹介しておくので、社会保険労務士試験対策の教材選びで迷っている方は、少し参考にしてみてください。

※注:下記で取り上げるテキストが社労士試験に欠かせない必須教材というわけではありません。使いやすいと思われ教材はひとそれぞれなので、あくまで参考程度に受け止め、最終的な判断は受験者であるあなた自身の目で見て選んでください。




社労士試験対策:基本テキスト編

最近、注目しているテキストが、ユーキャンの『社労士速習レッスン』である。

社会保険労務士の試験範囲となっている10科目すべてにおいて、重要論点をコンパクトに凝縮(それでも1,000ページほどのボリュームはあるが…)してあり、基本テキストとしては申し分ない。

2色刷りやイラスト・図表を充実させた構成は、ユーキャンならではの初学者に配慮した読みやすさを感じるため、下記で紹介するテキストと見比べ、自分で使いやすい(理解しやすい)と感じたテキストを利用してほしい。
テキスト名 ユーキャンの社労士速習レッスン
著者 ユーキャン社労士試験研究会
出版社 ユーキャン学び出版 / 自由国民社
価格 / ページ数 3,780円 / 1,000 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

大手資格スクール予備校LECが関与しているだけに、社会保険労務士試験に向けて学習効率を考えた工夫が随所に見られるテキスト(核となる必修基本書は〈労働編〉と〈社会保険編〉の2冊で構成)に仕上がっている。

本書は平成元年以降の過去問を徹底分析し、試験で狙われそうな論点を重点的に学べるよう、情報の取捨選択が行われている(つまり合格に必要のない情報はカット)点が特徴のひとつといえよう。

2色刷りや豊富な図表の挿入といった視覚的にも学習者を飽きさせないメリハリの効いた工夫は本書だけに限らないので、特にこの点を評価するつもりはないが、重要度のランク付けや欄外をうまく活用している点などは評価できる(法改正情報などはWebフォローしており、その点もぬかりない)。

どちらかというと、ある程度知識を持った中級者以上の受験者向けテキストと思えなくもないが、初学者でも十分検討してみる価値はあるだろう。
テキスト名 出る順社労士必修基本書〈労働編 / 社会保険編〉
著者 / 編者 東京リーガルマインド
出版社 東京リーガルマインド
価格 / ページ数 労働編:1,998円 / 702 P
社会保険編:1,890円 / 576 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

『うかるぞシリーズ』も社会保険労務士試験対策においては、比較的、利用者の多い定番テキストであり、スクール利用者でさえも愛用している人は少なくないようだ。

どちらかというと『ユーキャン~』が初学者向きのテキストなら、『うかるぞ~』は、初学~中級者向きのテキストと言えるかも知れない。

本試験で狙われそうな重要論点や行政解釈などは一通り網羅されており、読みやすさにも配慮した構成を心がけているので、基本テキストとしては申し分ない内容となっている。
テキスト名 うかるぞ社労士基本テキスト
著者 / 編者 秋保雅男、労務経理ゼミナール
出版社 週刊住宅新聞社
価格 / ページ数 3,780円 / 952 P
おすすめ度 ★★★★★★★★★☆

社労士試験対策:六法編

社会保険労務士の試験問題を踏まえると、行政書士試験以上に六法の重要性は高いが、試験範囲があまりにも膨大なため、とてもすべての範囲を正確に押えることは難しい。

また、特に社会人受験者にとっては、条文全てに目を通すには学習時間的に厳しいものがあると言わざるを得ない(社労士試験は社会人受験者が多い)。

実務向けの社労士六法も多い中、『社労士受験六法』は、社会保険労務士試験対策向けに作られた六法であり、条文の後に代表的な過去問を掲載するなどした工夫が随所に見られ、非常に特化した六法のひとつであると感じられる。

本試験で鍵を握るような重要条文を厳選し抜き出しているので、試験対策向けの六法としては、本書で十分対処できると思われる。

この手の書籍はテキストや問題集に比べるとボリュームがあり、携帯には不便であるが、社労士六法をどれにしようか迷っている方は、一度、手に取って中身をチェックしてもらいたい。
テキスト名 社労士受験六法
著者 社労士六法編集委員会
出版社 東京法令出版
価格 / ページ数 3,600円 / 1,263 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

自分に合った学習スタイルで取り組もう!
社会保険労務士試験は、各科目ごとに設けられている最低得点を満たしていなければ不合格になってしまう足切り制度が設けられています。

そのため、得意科目を伸ばすよりも不得意科目を無くし、すべての試験科目をバランスよく学習し得点に結び付けるための学習プランを確立する必要が出てくるので、市販テキストや問題集を利用しながらの独学ではやや厳しいものがあるかもしれません。

特に社会保険労務士は30~40代の社会人受験者が多いため、仕事に追われ、勉強時間が限られてくるという人も多いのではないでしょうか。

そこで、勉強時間が限られてくるというような受験者は、合格に必要な論点だけを効率よく学習するこのとできるカリキュラムが組まれた専門講座の利用を検討してみるのもよいでしょう。

参考までに社会保険労務士試験には定評のある大手スクール(いずれも資料請求自体は無料)を、以下に2つほどピックアップしておくので、利用するしないにかかわらず、一度、案内資料を取り寄せるなどして、カリキュラムや教材内容等を比較検討してみてはいかがでしょうか。

要は、自分が無理なく取り組める勉強スタイルで学習することが何よりも肝心です。
社労士講座の特徴
資格の大原 社会保険労務士講座
どちらかといえば会計系資格に強いTACだが、近年は法律系資格にも力を入れており、実績を挙げている。

30年を超える大手資格スクールということもあって、試験攻略のノウハウは十分に蓄積されているため、初学者でも無理なく実力が身に付くオリジナル教材が用意されており、効率的に学習できるカリキュラムが組まれている。

また、ハイレベルな答練や模試も実施されるため、上級者レベルの受講者からの評価も決して悪くはないようだ。

社労士試験は確かに難易度は高いが、大手スクールの教材等に合否を大きく左右するほどの差はないため、後は使用教材の内容や費用、フォロー制度等をパンフなどで他校と比較しながら、自分に最適な講座を選択してほしい。
大原の社労士講座は〝一発合格主義〟をモットーとしているだけに、本試験でパーフェクトを狙うことよりも試験突破することを目的とした教材を使用している。

そのため社会人をはじめとした学習時間が限られている受験者にとっては取り組みやすいカリキュラムが組まれている点は評価したい。

ただし、試験突破を最優先としているため、合格に必要でないと思われる範囲は思い切って省いているので、学習範囲はすべて押えておかないと不安になるという性格の持ち主にはあまり適さないかもしれない。