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矢印行政書士試験:「法令」対策の参考書(テキスト)

矢印行政書士試験:「一般知識等」対策の参考書(テキスト)

矢印行政書士六法
行政書士試験の受験者数は、平成15年度試験をピーク(81,242名)に減少傾向にありますが、それでも毎年5万人以上の方が受験する人気資格であることには変わりありません。

そのため、試験関連教材に対する需要も高く、参考書(テキスト)や問題集作りに力を入れている出版社は少なくありません。

つまり、行政書士試験対策向けの参考書は、他資格に比べると非常に充実しているので、良書も多いということです。

一昔前に比べれば、独学での合格は厳しくなったと言われていますが、決して独学で合格できない国家試験ではないので、勉強時間に余裕のある方は市販教材(参考書や問題集)を使って本試験に臨んでみるのも良いかもしれません。

そこで、数ある市販教材の中から、比較的、愛用者の多い定番の参考書をいくつか紹介しておくので、教材選びで迷っている方は、少し参考にしてみてください。

※注:下記に紹介する参考書が行政書士試験対策に欠かせない必須教材というわけではありません。学習上、使いやすいと思われ教材は各人で異なってくるので、あくまで参考程度に受け止め、最終的な判断は受験者であるあなた自身の目でチェックして選択して下さい。

行政書士試験:「法令」対策の参考書(テキスト)

法律系資格には定評のある伊藤塾が編纂しているだけあって、本書も試験で狙われそうなポイントを一通り押えている感はある。

ただし、シリーズ化されている『うかる!行政書士問題集』とセットで試験対策に取り組んだとしても、それだけで合格できるほど、近年の行政書士試験は甘いものではないと覚悟しておいてほしい。

重要な判例も適度に掲載してあり、ビギナー受験者に配慮した読みやすさも心がけている工夫が要所要所に見られるので、今年、はじめて独学で行政書士試験にチャレンジしようと思っているような受験生には使いやすい参考書のひとつであると感じられる。

行政書士試験対策向けの参考書は、非常に数多く出回っているので、どのテキストを使ったらよいのか皆目見当も付かないといった方は、購入するしないにかかわらず、一度書店等で手に取って、中身を覗いてみることをおススメしたい。
テキスト名 うかる!行政書士総合テキスト
著者 伊藤塾
出版社 日本経済新聞出版社
価格 / ページ数 3,240円 / 808 P
おすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

行政書士試験対策を独学で行う受験者が使用することの多い定番シリーズのひとつだが、もちろん、この1冊のみでは不十分。

試験対策に欠かせない条文や判例は押えてあるので、行政書士試験全体像を把握し、これから本格的に試験対策に取り組もうと考えている方にはおススメの1冊という気はする。

図表やコラムが適所に掲載されており、2色刷りの見やすさ・読みやすさも心がけた参考書なので、初学者は、上記で紹介した『うかる!行政書士総合テキスト』と比較するなどして、自分が使いやすいと思えた方を選んでほしい。
テキスト名 うかるぞ行政書士 基本テキスト
著者 / 編者 資格スクエア、大内容子
出版社 週刊住宅新聞社
価格 / ページ数 3,024円 / 652 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

行政書士試験:「一般知識等」対策の参考書(テキスト)

行政書士試験で出題される一般知識問題は、大きく① 政治・経済・社会 ② 情報通信・個人情報保護 ③ 文章理解の3分野に分かれるが、その出題範囲は際限ないので、この手の書籍を参考書として利用している行政書士受験者も多い。

本書の全てを丸暗記する必要は全くないが、重要な用語の基礎知識や理解を幅広く得る際に役立つ1冊といえるだろう。
テキスト名 現代用語の基礎知識
著者 / 編者 自由国民社
出版社 自由国民社
価格 / ページ数 2,970円 / 1,363 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

行政書士試験には足切り制度がある以上、一般知識分野を軽んじることはできない。

新試験制度以降、個人情報保護に関連する法令や知識について問われる問題も増えていることから、他資格試験の参考書を行政書士試験に利用する受験者も増えている。

本書は個人情報保護士試験用の公式テキストであり、個人情報に関する基本書的な参考書となりうるので、余裕があれば一読しておくのもよいだろう(ただし、使用する際は必ず最新の改訂版を利用すること!)。
テキスト名 個人情報保護士認定試験公式テキスト
著者 柴原健次、坂東利国
出版社 日本能率協会マネジメントセンター
価格 / ページ数 2,700円 / 393 P
おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

文章理解分野については、行政書士試験対策向けの参考書を使用するよりも、大学受験や公務員対策向けテキストの方をおススメしたい。

だいぶ古い書籍なので、本書が必ずしも一押し!というわけではないが、文章読解力や理解力を養う上では良質なテキスト(ただし、行政書士試験には不要な分野もある)だと感じられるので、使用感に個人差はありそうだが、書店などで見かけたら、一度目を通してみてはいかがだろうか。
テキスト名 文章理解 地方上級・国家2種レベル対応
著者 / 編者 河合塾ライセンススクール
発行元 時事通信社
価格 / ページ数 2,052円 / 361 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

行政書士六法

行政書士試験で狙われそうな法令の条文や重要な基本判例を収録した六法。

合格に必要な条文、判例、過去問題などがスッキリとまとまっているので、ビギナー受験者にも使い勝手はよいと感じられる1冊であるが、使用感や好みの問題もあるので、できれば購入前に書店などに立ち寄って、他の六法と見比べてみてほしい。
テキスト名 行政書士 試験六法
著者 行政書士試験研究会
出版社 早稲田経営出版
価格 / ページ数 3,672円 / 1,123 P
おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

自分のライフスタイルに合った学習スタイルで取り組もう!
行政書士試験は「法令」と「一般知識」問題とに分かれますが、どちらも試験範囲は広く、ポイントを絞って試験対策を行わなければ、学習時間はいくらあっても足りません。

また、過去の試験データを振り返ってみても、行政書士試験の出題レベルは、実施年度によってかなり開きがでてくるので、近年は独学よりも本試験の出題傾向を分析し、最小限の学習時間で試験突破を目指す専門講座を利用した学習スタイルへと切り替える受験者も従来に比べると増えているようです。

スクール講座の利用が大前提とされる司法書士試験や公認会計士試験ほど難易度は高くないので、行政書士試験は独学でも十分合格を狙える試験であることには変わりありませんが、数年前とは事情が異なり、かなり厳しい現実が待ち受けているということは肝に銘じておくべきです。

その点を踏まえた上で、まずは自分が無理なく取り組める学習スタイルを慎重に検討してみて下さい。